IR CHANNEL

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ラジオNIKKEI 第1 毎月第1日曜日 08:30~09:00
IRチャンネル~金田一洋次郎のズバッと分析!注目企業~
好評放送中です!


2005年10月2日(日)午前8時30分より、ラジオNIKKEI第1にて新番組「金田一洋次郎のIRチャンネル~ズバッと分析!注目企業~」(KCR総研提供)がスタート致しました。

証券アナリスト金田一洋次郎が注目企業の経営トップにインタビュー、1放送につき最大3社のトップインタビューを放送しております。当番組では、その魅力・将来性を探ると同時に、これまでに接してきた企業の中で特に注目している企業も紹介しております。

また、ラジオNIKKEIホームページでは番組ホームページも同時開設。収録風景や番組の裏話などを随時掲載するほか、番組のオンデマンド放送も実施しております。

 
★無料アナリストレポートプレゼントのお知らせ
番組のご意見・ご感想を以下のフォームでお送り頂ければ、もれなく今月の企業のアナリストレポートをプレゼント致します。
お申込み方法: ここをクリックしてお問い合わせ内容に番組のご感想とアナリストレポート希望として必要事項をご記入の上、メールにてお送り下さい。
 
放送時間
ラジオNIKKEI 第1 毎月第1日曜日 08:30~09:00
番組ウェブサイトはこちら
 
出演者
金田一洋次郎
パーソナリティ
金田一洋次郎

IRコンサルティング&アナリストリサーチの
KCR総研代表取締役。

金田豊子
アシスタント
金田豊子


芦屋女子短期大学卒
よこざわけい子声優・ナレーター
スクール3期生
 
 
 
2007年12月02日放送
株式会社fonfun(ヘラクレス 証券コード:2323)


「携帯のリモートメールサービスを中核に業容拡大中」株式会社fonfun三浦社長。

【金田一洋次郎のまとめ】

■携帯電話とPC向けのサービス・コンテンツ提供をメイン事業としている。
中でも高収益サービスの「リモートメール」が主軸とし、ソリューション事業、メディアポータル事業、リアル営業販売事業を展開している。

■国内では東北地方、海外では中国に開発拠点を置きローコスト大量開発体制を保有している。さらに開発したコンテンツを国内すべての携帯キャリアに提供できるため幅広いユーザー層にサービスの提供が可能であり、ネット、モバイル両分野での高い技術力と情報蓄積がある。国内外の資本提携、アライアンスは100社以上。

■モバイルコンテンツ業界は発展途中ながらもここ数年で急成長した業界であり、今後 国内の新規参入キャリアも控えていることからさらなる規模の拡大が見込まれる。

■三浦社長は、ミサワホーム出身の建築士。イマジニアでの経験を生かし、独立。設立時はCFOとして活躍、上場達成後、中国ビジネスを立ち上げ、社長に就任した。

■リモートメールのブランドとノウハウを活かし、キャリアフリーサービスの開発と新規事業立上げ・M&Aによる収益増で、従来のリモートメールに大きく依存した体質からの脱却を目指している。



2007年12月02日放送
株式会社フジコー(マザーズ 証券コード:2405)


「バイオマスガス化発電設備稼働により本格回復局面へ」株式会社フジコー小林社長。

【金田一洋次郎のまとめ】

■株式会社フジコーは建設廃棄物のリサイクルを中核とした環境に優しい企業である。

■「バイオマスガス化発電施設」の建設工事が来年1月に営業開始、遊戯機リサイクル事業の黒字も見込む。

■環境は時代のテーマであり、補助金などの国の施策も充実している。また食品廃棄物リサイクルにも力を入れており、ニーズが高い。廃棄物処理事業は、公共から民間への移行が加速されている。

■3年後の売上30億円、経常利益率20%を目指している。また後継者のいない事業者への積極的なM&Aを進めている。

■業績が回復次第、ステップアップして上の市場を目指す。




2007年11月04日放送
株式会社メディア工房(マザーズ 証券コード:3815)


工房らしさを実現したいという長沢社長。

【金田一洋次郎のまとめ】

■株式会社メディア工房は、占いサイトの企画・開発・運営を主な事業とする
デジタルコンテンツメーカーであり、社名の通り、あらゆるメディアを使って優れた商品やサービスを工房する、創造的企業集団である。

■同社は多くのコンテンツを複数のISP・キャリアに提供するというストックビ
ジネス的戦略を採ることで、収益性を確保している。

■現在までに構築された占い特有の複雑なアルゴリズムは、同社の大きな経営資源といえる。

■社長の長沢氏は銀行業界の出身。社長に就任後、同社の占いコンテンツの収益化を実現した。

■今後の展開としては、占いコンテンツのパッケージ販売、ロトナンバーの予
想など占い以外への展開、そして占いで得たトラフィックを活用した物販という3つの方向性が提示されている。



2007年11月04日放送
株式会社パシフィックネット (マザーズ 証券コード:3021)


業績好転に自信をみせる上田社長。

【金田一洋次郎のまとめ】

■パシッフィックネットは、経済産業省の3R(リユース・リデユース・リサイクル)政策、これにレンタル事業を加え、4つのR(4R)で循環型社会の構築に貢献する地球環境に優しい環境マネジメント企業である。

■同社が前期にリユースしたパソコンにより削減した二酸化炭素の排出量は27800トンであり、これは500mlペットボトル4445億本に当たり、実に東京ドーム約1000個分の森林を提供したことになる。

■同社は、回収、買取、査定、物流、店舗など全ての仕組みを自社で構築しており、卸売業の比率を高めることにより、高収益を維持。業界内でも高い参入障壁も設けている。

■先頃、株式会社MCJと業務提携し、同社製品を購入したユーザーの使用済みパソコンの買取サービスを開始した。企業アライアンスは益々拡大してゆく計画である。

■先頃、中間業績予想の上方修正を実施。市場環境も明るく、株主還元にも積極的なところから当面順調な展開が予想される。



2007年11月04日放送
サムシングホールディング株式会社(ヘラクレス 証券コード:1408)


今は、踊り場だが、必ず好転する自信をみせる前社長。

【金田一洋次郎のまとめ】

■地盤改良事業をドメインとし、保証事業やITを組み合わせることにより事業
領域を拡大している。

■外部環境はやや明るい、住宅着工件数の落ち込みを小型商業用施設や不動テトラとの提携により大型案件を扱うなど成長を続けている。

■住宅地盤改良業界は、02年施工「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」から、住宅地盤調査・地盤改良工事市場は拡大している傾向である。

■同社の設立者である社長の前氏は、地盤改良等の経験等を生かし、ドメインを形成するに至った。地盤改良の品質管理をしかり行い、情報開示していく
ことに強い使命感をもつ。

■株主還元は、07年8月より1株あたり1,000円配当とお米券の株主優待制度を実施する。将来的に東証2部への変更を計画している


2007年10月02日放送
株式会社ネットワークバリューコンポネンツ (マザーズ 証券コード:3394)


今後は、個人投資家向けにIR活動を積極的に行う考えの渡部社長。

【金田一洋次郎のまとめ】

■ネットワーク関連事業をドメインとして1990年設立。海外の先端技術を発掘し、企業に提案する事業を得意としている。

■顧客ニーズに合わせたネットワーク関連商品を提供できる点に強みがある。

■企業の需要拡大、ネットワーク関連市場における電子商取引関連、モバイル環境、セキュリティ対策といった関連分野のニーズの先行き良好といった要因で、外的要因は明るく、また今期の業績も順調と予想される。

■同社の設立者である社長の渡部氏は、現在のオムロン株式会社の出身、関連技術に精通しており、海外企業との提携拡大により、事業が順調に進行しているといえる。

■09年12月期の売上高3,445百万円、経常利益は113百万円を目標としている。配当性向は、単体決算上で25%を目標としている。今後は、個人投資家向けにIR活動を積極的に行う考えを持っている。

2007年10月02日放送
GMOホスティング&セキュリティ株式会社(マザーズ 証券コード:3788)


率20%以上の成長を目指す青山社長。

【金田一洋次郎のまとめ】

■インターネット利用上不可欠のインフラであるホスティングサービスの提供を主たる事業として93年に設立。03年セキュリティビジネスにも進出。現在、国内シェアでは、それぞれ1位、2位とトップクラスにある。

■国内パートナー5200社、海外代理店4000社の強力な販売網を有する。10年以上の実績に裏付けられた信用力、技術力、培われたノウハウによる幅広いサービスラインナップを持つ。06年ベルギーの認証局を子会社化、自社ブランドとしての販売体制が整った。

■ネット利用人口の拡大、それに伴うセキュリティ意識の高まり、SaaS、スマートフォンなどの新たなサービス、機器の普及が絶好の追い風となっている。

■社長の青山氏は航空機の自動操縦システムの開発技術者であったが、並行してスノーボードの販売会社を立ち上げ、ネットショップの開発を計画。その中でインターネット市場の将来性に着目、インターネットのインフラであるホスティングサービス事業の開始を即決した。その先見性と行動力は現在の事業展開に生かされているといえる。

■グローバルサイン社の子会社化により、ホスティングサービスとのシナジー効果も期待される。今後は海外本格進出とも併せて年率20%以上の成長を目指す。

2007年10月02日放送
■ ズバッとIPO


このコーナーはKCR総研「IPOレポート」から直近上場銘柄の投資家判断材料を提供するために各企業の格付け情報をお知らせしています。新規公開株情報は、IPOチャンネルをチェックしてください。



【金田一洋次郎の解説】

★=KCR格付け
・ソニーフィナンシャルホールディングス(8729: 東証)★★★
・山王(3441:JQ)★★
・エー・ディー・ワークス(3250:JQ )★★★
・アールエイジ(3248:マザーズ)★★★
・テクノアルファ(3089:ヘラクレス)★★★
・日本マニュファクチャリングサービス(2162:JQ)★★★
・ナチュラム(3090:ヘラクレス)★★★

2007年9月02日放送
株式会社ウィル不動産販売(ジャスダック 証券コード:3241)


「どういう状況でも満足のいく住宅を供給してゆきたい」と強調する岡本社長。

【金田一洋次郎のまとめ】

■株式会社ウイル不動産販売は、阪神間・北摂地域において「住まいのワンストップサービス」を標榜する総合不動産会社である。

■事業の柱は、開発分譲事業とリノベーション事業で、両輪の如く成長させることにより、地価変動リスクを抑える戦略をとっていることに特長がある。

■平成19年の公示価格が16年ぶりに上昇に転じるなど、首都圏を筆頭に人気エリアにおいては既に急激な地価上昇を見せていることから、今後はリノベーション事業の伸長が期待される。

■同社社長の岡本氏は、中堅不動産会社に努めた後、当時の部下と創業。創業時から一貫して「日本一の会社を創る」「不動産業界のイメージを変える」を唱え続け、熱い「意志」を忘れない気持ちから、社名をウイル(WILL)」とした。

■今期図らずも下方修正となったが、足元は順調に推移しており、来期以降の成長に期待がもてる。
2007年6月03日放送
株式会社コンピュータ・イメージ研究所(グリーンシート 証券コード:4354)


「認証付きデータはこれから求められ続ける」と今後を展望する畠中社長。

【金田一洋次郎のまとめ】

■コンピュータ・イメージ研究所は、社名のとおり、コンピューターによるイメージデータの処理を得意分野としており、その技術を応用して、3次元イメージの作成・編集用ツール、オンラインゲーム等の製品を開発してきた研究開発型企業である。


■近年は、様々な場面で話題になっているセキュリティに注目し、「デジタル・フォレンジックス」をテーマとし、新しい製品の開発に取り組んでいる。

■来るべきユビキタス社会を反映して特にセキュリティの市場において業績が拡大中である。応用範囲は、企業、家庭、官公庁、介護・医療施設、建設現場レジャー施設と枚挙に暇がない。

■創業者の畠中社長は、ソニー、シャープ、サムスン電子、大学教授と多彩な経歴の持ち主。コンピュータ技術分野では、第一人者とされる人物である。

■今後も最先端の技術のために売上高に対し研究開発費を3割投入する予定。グリーンシートで資金調達を実施し、早期に上場に向けて体制づくりをする構えである。


2007年8月05日放送
ヒューマンホールディングス 株式会社(ジャスダック 証券コード:2415)


「地球上で最も価値がある資産は“人”」と佐藤社長。

【金田一洋次郎のまとめ】

■ヒューマンホールディングス株式会社は、教育事業・人材関連事業を軸に新規事業を展開し、「自己確立のプロセス」を総合的にサポートしている。

■教育事業は、全日制・社会人教育に大別される。全日制はゲーム・スポーツ・モード系といったコースと介護など社会的ニーズの高いコースとが用意されている。社会人教育は就・転職に効果的なキャリアアップのための受講と趣味の受講とに分かれている。

■人材関連事業は、教育事業で育った人材と絡めてシナジー効果を発揮し、現在同社の主力を占める事業となっている。

■介護事業は、現在デイサービス・訪問介護・有料老人ホーム全てをワンストップで賄うビジネスモデルの構築を推進している。

■人材関連事業・介護事業は市場性に期待が持てるが、減収傾向にある教育事業の建て直しを実施中である。


2007年8月05日放送
株式会社セルシス (セントレックス 証券コード:3829)


「いつもオンリーワン、ナンバーワンを目指している」と野崎社長。

【金田一洋次郎のまとめ】

■ 株式会社セルシスは、アニメや漫画といった、日本の代表するコンテンツ文化をIT技術によりサポートする企業である。

■同社の強みは、オンリーワン、ナンバーワン技術によって培われた3つのデファクトスタンダードを有することにある。主力製品群である、ブックサーフィン(BookSurfing)「RETAS!PRO」「ComicStudio」は、それぞれ9割以上のシェアを占めている。

■モバイル事業は最も成長が見込まれる分野で、「ケータイでマンガを読む」という新しい生活習慣・新しいマーケットの創造を実現。au、ドコモ、ソフトバンクの3キャリア全てにおいて配信ソリューションを提供している。

■外部環境は明るい。漫画のデジタルコンテンツ化や、パケット定額制などの普及により、同社のモバイル事業には一層の成長が見込まれる。

■創業者である川上会長、野崎社長はともにコンピュータグラフィックの技術者。アニメや漫画といった日本の誇るコンテンツ文化をサポートし、活性化するというビジョンを掲げている。


2007年08月05日放送
サムシングホールディング株式会社(ヘラクレス 証券コード:1408)


「地盤改良は、住宅が建つ限りは必ずニーズがある」と前社長。

【金田一洋次郎のまとめ】

■株式会社サムシングホールディングスは、地盤改良サービスと住宅地盤保証の販売を主な事業とする5社の連結子会社を統括する純粋持株会社である。

■コアコンピタンスである地盤改良事業は、フルオートによる正確な地盤調査と、5つの工法により最適な地盤改良工事がサービスの中心となっている。

■保証事業は主として自社の工事案件に関し、地盤保証商品「THE LAND」の販売を行っている。近年ニーズの高まりを見せる保証商品である。

■社長の前氏はワキタの出身であり、前職時代に参加したプロジェクトの経験をもって地盤調査・改良サービスを事業化した。

■中期的には、東北以外の地域での(特に東海地区)でのシェア拡大と、保証商品の拡販をもって一層の成長を目指す方針である。


2007年7月01日放送
株式会社ギガプライズ(セントレックス 証券コード:3830)

 
マンション向けのITソリューションで成長中のギガプライズ下津社長。「最新技術を駆使して安心や安全などもセットで提案してゆきたい」

【金田一洋次郎のまとめ】

■株式会社ギガプライズは、マンション向けインターネットサービスを主力とするIT ソリューションプロバイダーである。

■ HomeIT 事業は、インターネット接続サービス、セキュリティサービス、管理会社が入居者に対する情報伝達等に活用するポータルサイトサービスを提供している。昨今では、ホテル業界にもサービス提供が拡大している。

■システム開発事業では、集合住宅向けシステム開発を手がけるほか、WEB2.0 型システムの研究・開発、医療機関向けシステム開発を手がける。創業以来の事業であり、HomeIT事業の技術的背景にもなっている。

■代表の下津氏は企業勤務、議員秘書を経て27 歳で同社を設立。

幼少期からプログラミングに親しんでいたこともあり、ソフトウェア開発

を事業ドメインとした。

■08 年は880 億円規模まで成長するとされるブロードバンド市場に

あって、集合住宅向けの分野は特に拡大が見込まれている。ユビキ

タスに関連したソリューションの展開にも期待がもてる。



2007年7月01日放送
株式会社ネプロジャパン(JASDAQ 証券コード:9421)


携帯電話販売を柱に情報通信の分野で成長中のネプロジャパン金井社長。

「勝てる領域を見つけて、目標を上回っていく」。



【金田一洋次郎のまとめ】

■ 株式会社ネプロジャパンは、移動体通信販売事業と通信ソリューション事業を核に、「通信」の未来を拓くリーディングカンパニーとなることを標榜する企業である。

■同社の携帯電話販売における高い直販比率の維持は、卸売りではなく回線を取り次ぐ小売という概念で同業他社との差別化の一因となっている。また、独立系の携帯電話販売会社としては、東名阪すべてのエリアに主要キャリア一次代理店を展開している唯一の企業である。

■NTT東日本へ自社ブランドのVoiP機器を供給できるだけの商品企画力・技術力を有しており、今後同分野は大きな拡大が予想される。

■ モバイルビジネス事業は、金融に特化したアフリェイト事業を開始。後発ではあるが対象を絞り込むことでシェアを拡大。今期大きな収益の上乗せを見込む。

■ 08年3月期は収益性もV字回復を見せる計画となっている。中期的には、移動体通信事業の利益と、他の事業の利益を同額にする計画である。



2007年6月03日放送
株式会社パシフィックネット (マザーズ 証券コード:3021)


「新品のパソコンの市場1400万台に対し、中古市場は120万台と少なく、今後の拡大余地は大きい」と語る上田社長。

【金田一洋次郎のまとめ】


■株式会社パシフィックネットは、パソコンのリユース・リデュース・リサイクルに、レンタルを加えた4Rで循環型社会の構築に貢献する企業である。

■回収から販売まで、専門スタッフと独自に開発したシステムを使って、安心・安全にこだわって、業務フローが進行している。

■仕入れ強化のため、他分野のリユースを手がける企業とのアライアンスや、個人の仕入れ強化のため「パソコン買取王」のブランド化といった施策を実施している。

■来年のリース会計基準の変更を睨み、市場創出型ビジネスであるレンタル事業を強力に注力していく方針である。

■今後は、ウインドウズビスタ搭載機種の普及により、大量のXP搭載機種が中古市場にもたらされる。中・長期的にも市場環境は良好といえる。

2007年5月06日放送
タビオ株式会社 (大証二部 証券コード:2668)


「日本の靴下は世界最高。日本にはいいものを作る技術と伝統があり、これからもそれを守る」と越智社長

【金田一洋次郎のまとめ】


■タビオ株式会社は、日本の靴下製造技術に誇りをもち、いいものを作り、適正価格で提供するという企業理念の下、競合他社が安い労働力を求め生産を海外へシフトする中、断固として日本性にこだわった唯一の企業である。

■店舗のとなりに工場があるかのような生産管理システムは、売れ筋や天候など事業環境にすぐに対応できるため、在庫の削減に貢献していることも日本で製造しているからこそ可能である。

■国内靴下市場は4000億円代の横ばい傾向で成熟しているが、その中で同社は独走体制にあるといえる。

■タビオの靴下はロンドンで高い評価を得ている。現地の有力百貨店にて靴下専門店を展開しており、国内百貨店からも出店要請が相次いでいる。同社は更なるタビオブランドの向上を狙っている。

■株主還元に関しては、タビオの各店舗で使用できる割引券を所有株式数に応じ配布する方針を採っている。
株式会社カワサキ (大証二部 証券コード:3045)


「高品質なドイツのシェニール織物を、 多目的素材として活用したことが新しい可能性を広げた」と川崎社長

【金田一洋次郎のまとめ】


■株式会社カワサキは、特徴的なシェニール織物を素材とした、オリジナルの商品を展開し、ご婦人方を中心に人気を得ている。また、高利益をたたき出す賃貸・倉庫事業も展開しており、服飾事業の投資への安定的な収益基盤となっている。

■服飾事業は有名百貨店約100店、全国専門店約1700店で取扱われている。加えてホテルニューオータニ大阪や東京帝国ホテルなどに直営店を出店している。

■賃貸・倉庫事業に関しては、現在物流が活発である。大阪泉州地域のベイエリアは陸海空の交通の要衝であるので、現在フル稼働している。

■輸入仕入コストがユーロ高のため増加したことで、中間期の営業利益は減益となったが、経常利益では為替差益を計上している。

■株主還元に関しては07年8月期に普通配当30円、特別配当15円を予定している。また株式の保有状況に応じて、ハンカチの優待制度も実施している。
 
2007年4月01日放送
テクマトリックス株式会社 (ジャスダック 証券コード:3762)


「自社の特長を活かしながら利益をあげると強調する由利社長」

【金田一洋次郎のまとめ】

■ テクマトリックス株式会社は、先進のIT技術を有したソリューションプロバイダーである。

■ プロダクト・インテグレーション事業で最先端のハード・ソフトを扱うことにより、マーケティング力や最先端技術に対する知見が蓄積され、カスタムメイド・ソリューション事業のリソースとなる。それらマーケティング力と受託開発の成果を横展開することでパッケージ・ソリューション事業が拡大するという、事業部門間のシナジーが強みである。

■ それぞれの事業部門は、リスクヘッジと成長の促進という点でも、相互補完の関係にある。

■ プロダクト・インテグレーション事業はオールマイティ、カスタムメイド・ソリューション事業は、インターネットビジネス系のアプリケーションを得意としており金融機関向けのリスク管理ソフトにも注力している。パッケージ・ソリューション事業は、コールセンター向けのシステム、病院向けの医療画像のシステムに現在特化されている。

■ 07年3月期は中期経営計画の最終年度にあたり、売上高100億円、経常利益10億円を見込んでいる。今後もセグメント間のシナジーを活かし。M&Aも検討しながら一層の成長を目指す構えである。

 

 
2007年2月04日放送
デリカフーズ株式会社(東証二部 証券コード:3392)


野菜の評価を、見栄え重視から栄養価の高さに変えるべく、非破壊検査に取り組むデリカフーズ株式会社の澤田取締役「野菜の評価を大きく変えて日本の農業を活性化させる」

【金田一洋次郎のまとめ】

■デリカフーズは、独自の物流網、産地ネットワーク、同社に集積される需要・供給の情報を活用し、野菜の生産から供給までをトータルにサポートする企業である。

■上場が難しいとされる業界にありながら、業界をリードする企業、日本の食を変える野菜ルネサンス企業として株式公開を実施した。

■同社の研究・開発している非破壊による成分検査装置が完成することで、食と健康とが結びつき、増え続ける医療費の削減に貢献できる。

■食糧自給率が低いわが国にとって、生産者・流通業者・国の三方向から農業復興のための取組みが必要であり、同社はそれをリードする企業である。

■中期的には売上高200億円を目標としている。非破壊検査装置の完成により、業界における同社の存在感は益々高まるものと予想される。

 

 
2007年1月07日放送
株式会社トリドール (東証マザーズ 証券コード:3397)


株式会社トリドール 粟田社長

「独自のビジネスモデルを築いており、業績も好調と強調する粟田社長は、この番組二度目の登場」

【金田一洋次郎のまとめ】

■ 同社は「複数業態・中規模出店」戦略にもとづき、現在、小麦粉を原材料とした業態を積極展開し「共通コアの活用」により、ローコストオペレーションが可能な独自の外食ビジネスモデルを完成させている。

■ セントラルキッチンを持たず、オープンキッチン形式の「工場付き店舗」を展開することにより、全国どの地域においてもスピーディーな出店が可能である。また「つくる工程」でお客様に感動していただくことができ、来店動機をアップさせる工夫を実施している。

■ 飲酒運転の規制強化は、同社にとって、うどんなどの丸亀製麺が主力であるためアルコール類はほとんど関係がなく、大きな影響は出ていない。

■ まちづくり3法における、ショッピングセンター規制に関しては、フードコート出店依頼が相次いでおり、2008年度まで大きな影響は出ない。規制強化後の立地戦略は、利益率の高い特長を持つ郊外型店舗に積極展開する考えであり、同社のうどん業態は低価格と収益性を両立しているので既存店舗の売上げも好調である。

■ 人材確保策として中高年の活用やパートやアルバイト比率を高めて充実した教育を行い、人件費を削減している。同社では、中期的目標として2010年3月期300店舗達成を掲げ、積極的な出店を行う計画である。

 

IMV株式会社 (ジャスダック 証券コード:7760)


「波瀾万丈な経験を積まれた小嶋社長は、不屈の精神の持ち主・・・「何事もYes We Can!と力強い小嶋社長」

【金田一洋次郎のまとめ】

■ 同社は振動試験機市場において約50%のシェアを誇るトップシェア企業であり、特に自動車業界への製品・サービス供給に強みを持っている。

■ セグメントは振動シュミレーションシステム。メジャリングシステム、テスト&ソリューションサービスの三部門であり、それぞれに顧客の旺盛な需要が見込める分野である。

■ 同社装置は、自動車業界ではハイブリッド車などの開発競争から収益性の高いオールウェザーシュミレーターなどの引き合いが好調であり、また鉄道業界や建築物評価などの住宅・土木業界にも広がりを見せている。

■ 今期は、大型施設である名古屋ラボの開発予定に加え、海外ニーズの活性化、遅れていた受注のリカバーにより2桁の増収増益を見込んでいる。

■ 2008年の売上高67億円を目指し、グループ経営の推進やM&Aの模索など様々な方策を実施、今後配当の増額など株主還元も積極化していく方針である。

 

2006年11月05日放送

コタ株式会社 (大証2部 証券コード:4923)

コタ株式会社 小田社長

美容院向け専門メーカー、コタの小田社長 「大手が参入しにくい店販市場という潜在マーケットを掘り起こし、着実に伸びる経営スタイルをとる」

【金田一洋次郎のまとめ】

■ 同社は美容室の販売増加を支援する独自の「旬報店システム」を無償で提供し、顧客である取引先美容室とのWIN-WINの関係を築く仕組みを構築している。

■ 「旬報店システム」は、同社の自社開発ソフトであり、同業他社との決定的な差をつける同社戦略の根幹を成しているといえる。

■ ドラッグストア等に出ている商品に比べ価格は高いが、品質が圧倒的に違う差別化された製品を、一部を除き本社工場で自社開発、自社生産する。

■ 代理店販売と直販のメリット、デメリットを考え、両方をバランスよく展開している。

■ 大手メーカーが参入しにくい店販市場という潜在マーケットを掘り起こし着実に伸びていく経営スタイルをとっている。

 

 
株式会社IRIユビテック (ヘラクレス 証券コード:6662)

株式会社IRIユビテック 荻野社長

「当社を簡単に説明するときには、銀行系の生体認証の開発・製造を行っていると応えています」と語る荻野社長は、ネットワーク分野でも専門家」

【金田一洋次郎のまとめ】

■ IRIユビテックは、「どこでも、だれでも」ネットワークやコンピューターを利用することができるユビキタス社会の創造を標榜する企業である。

■ モバイル・ユビキタス事業では次世代無線ブロードバンド規格「WiMAX」の構築を技術・知見の面で支えている。

■ 同社は現在まで殆どのIPインフラの構築に携わっており、電子機器事業でも、ネットワークと相性の良い端末を開発・製造することが可能である。

 

■ 荻野社長はキャノンでISP事業に携わった経験を持ち、ネットワーク分野において深い知識と経験を持つ。

 

■ 同社は2008年をマジックイヤーとしており、技術開発型ベンチャーとして、現在までに培った映像技術・セキュリティ技術・ネットワーク技術でユビキタス社会の創造に貢献していく構えである。

 

 

2006年10月01日放送

シンワアートオークション株式会社 (ヘラクレス 証券コード:2437)

シンワアートオークション株式会社 倉田社長

「世界に日本文化の素晴らしさを発信したい」と抱負を語るシンワアートオークション 倉田社長」

【金田一洋次郎のまとめ】

■ シンワアートオークション株式会社は、わが国で初めて美術品の公開オークションを継続的に実施した業界のリーディングカンパニーである。

■ 欧米に比べまだ馴染みの少ない美術品オークションを日本に定着させ、公明正大な高額品流通のインフラを築くことが同社の使命である。

 

■ 実際のオークションに先立ち、第三者による真贋鑑定と、参加者を対象とした下見会が実施され、参加者は安心して高額のビットができる。

 

■ 社長の倉田氏は、投資顧問会社として同社とかかわった後社長に就任、同社の飛躍的な成長を実現させた。

 

■ 今後はより高額となる作品の取扱いを目指し、人材育成に注力しながら、中長期的には(取扱高ベースで15%の)コンスタントな成長を目指す。

 

 
ジェイコム株式会社 (マザーズ 証券コード:2462)

ジェイコム株式会社 岡本社長

「キャリアショップや量販店との強固な関係を構築している」と強調するジェイコム 岡本社長」

【金田一洋次郎のまとめ】

■ 同社は、携帯電話販売に派遣領域を特化した人材アウトソーシング企業である。携帯に関してはフルラインでサービス体制を整えており、特定業界でのシェア、収益力ナンバー1を経営戦略に掲げている。


■ 携帯業界におけるナンバーポータビリティ制度や、ワンセグ放送の開始に伴う携帯電話の高性能化は、高い販売スキルを提供する同社サービスへのニーズにつながっている。

 

■ 同社は、携帯電話の販売代理店からスタートすることで、販売に関する高いノウハウを構築し,業界平均の倍の収益率を実現している。

 

■ 同社は、未経験の人材を採用することでコストを低く抑え、且つ独自のノウハウで売上に対する意識と高い専門知識をもつスタッフの短期間での育成を実現している。

 

■ 携帯電話市場の活況を背景に、事業エリアとシェアを拡大し、一方で今後、クレジット業界など他領域へのアウトソーシングも大きく手がけていく計画である。

 

 
■ マルモ商事株式会社 (グリーンシート 証券コード:3056)

マルモ商事株式会社 森脇社長

飲食事業のほか、レンタルボックス“夢ごっこ”を展開するマルモ商事 森脇社長「団塊世代の大量定年を控え、ニーズはますます高まる」

【金田一洋次郎のまとめ】

■ 同社は、外食からレンタルボックスによる物販まで、他業態での店舗展開を実施している。

 

■ 飲食事業ではFC5業態を展開、今後は特に宅配ピザ「ナポリの窯」を積極展開する方針である。

 

■ 物販店舗「夢ごっこ」は直営ブランドであり、好立地へローコスト出店が可能。吹田・高槻の既存店舗は極めて好評で、今後も積極展開する方針である。

 

■ 森脇社長は、前事業での約十億円もの債務の返済を全うしたことにより金融機関からその手腕を高く評価されており、高い資金調達力を誇る。

■ 今回のグリーンシート登録に伴う資金調達で、新規出店を加速、大証ヘラクレスへの上場を目指している。

 

 

2006年09月03日放送

スターティア株式会社 (マザーズ 証券コード:3393)

スターティア株式会社 本郷社長

「うちの会社はかなり良い!」とワンストップの強みを強調する本郷社長」

【金田一洋次郎のまとめ】

■ スターティア株式会社は、IT設備をはじめとしたオフィス環境に関わる多種多様なサービスを扱うワンストップで総合プロデュースを行えるビジネスモデルを構築している。

■ 設立当初は回線契約取次ぎを事業としていたが、ITネットワークインフラを中心として多様な顧客のニーズに応える形で業容を拡大してきた。

■ クライアントはオフィス環境に関わる一切を同社に任せることで、手続きの大幅な省力化が可能となる。

■ 農耕型コンサルティングにより継続的且つ高い収益性を実現しており、そのための人事制度も充実している。

■ サービスラインナップの拡充や不動産業者とのアライアンス戦略による拡販に加え、内部改革や支店・子会社の設立など、一層の拡大期にある。

 

 
株式会社CDG (ジャスダック 証券コード:2487)

株式会社CDG 藤井社長

「業界内で独自のポジションを築いている」と自信を示す藤井社長」

【金田一洋次郎のまとめ】

■ 株式会社CDGは、セールスプロモーションに特化し、ノベルティグッズだけだなく、顧客の流通や顧客管理までワンストップで提供するマーケティングソリューションカンパニーであり、そのポジションは大手広告代理店とは一線を画するものである。

 

■ マス広告の代表であるラテ新雑といったマス広告4媒体は、市場が減少傾向にあるが、SP市場はじりじりと上昇傾向にあり、その市場規模は、約5兆9千億円に達する。この金額は4媒体の広告費の約1.6倍である。

 

■ 同社の強みに直接営業があげられる。現在のクライアント数は1,400社に上り、大手飲料水メーカーや大手キャリアのSP成功事例を多数抱えている。

 

■ 独自の研修体制と成功事例の映像を使った情報共有により若い社員を徹底して育成、平均年齢は30歳と若い戦力が同社の中心である。

 

■ 取り扱い領域の拡大と既存顧客との更なる取引拡大による縦と横の戦略に加え、東京でのシェア拡大により、中長期的に500億円の売上高を達成することを目標としている。

 

 

ズバッとIPO

株式会社オービス(JASDAQ 証券コード:2827 9月5日公開予定)
株式会社三栄建築設計(セントレックス 証券コード:3228 9月12日公開予定)
株式会社ミクシィ(マザーズ 証券コード:2121 9月14日公開予定)
株式会社ペッパーフードサービス(マザーズ 証券コード:3053 9月21日公開予定)

 

2006年08月06日放送

株式会社オウケイウェイヴ (セントレックス 証券コード:3808)

株式会社オウケイウェイヴ 兼元社長

「オウは教えてのオウ、ケイは答えるのケイ」と社名の由来について説明する兼元社長は異色の経歴の持ち主」

【金田一洋次郎のまとめ】

■ 同社は、Web2.0による日本初、最大級のユーザー参加型Q&Aサイト「OKWave」を運営している。

 

■ 同社のビジネスモデルは、企業のホームページにあるFAQ(よくある質問)を効率的に更新するシステムの提供、企業向け「社内Q&A」システムの提供などから得ており、今後広告掲載などでさらに売上高の増大をはかる計画である。

 

■ 同社は平成11年に創業。業界の草分け的存在で、登録者数50万人以上のポータルサイトを運営している教えてgooなど40のポータルサイトと連携するほか、180社にFAQ機能を提供している。

 

■ 同社社長は2年間の放浪生活を経て起業し、7年で上場を果たした異色の経営者でもある。

 

■ 今後は海外展開も視野に入れる。米国、中国、韓国で今夏からQ&Aサイトを始める。2010年に100ヶ国、20言語でサービスを提供し、10億人、10万社が使うようになることを企業の目標としている。

 

 

金田一特選ズバット5銘柄

CDG(ジャスダック 証券コード:2487)
日本ロングライフ(ヘラクレス 証券コード:4355)
P&P(ジャスダック 証券コード:2426)
パシフィックネット(マザーズ 証券コード:3021)
IMV(ジャスダック 証券コード:7760)

 

2006年07月02日放送

株式会社ネプロジャパン (ジャスダック 証券コード:9421)

株式会社ネプロジャパン 金井社長

「IP電話機器の将来性は期待できる」
金井社長は高性能な自社ブランド機器を開発できる点を強調する」

【金田一洋次郎のまとめ】

■ 株式会社ネプロジャパンには、モバイルキャリア代理店の出店形態、IP電話関連機器の企画・開発力、モバイルソリューション力という三点の強みがある。

 

■ 移動体通信事業では、キャリア代理店のほかに、ダ・カーポという複合キャリア弊売店を運営、低コスト出店により北関東を中心としたドミナント展開を実施している。

 

■ NTT東日本に供給するIP電話関連機器は、NTTの審査を通過するだけの高精度・高性能を誇り、一方で6月より販売開始の次世代IP-PBX機器も期待の製品である。

 

■ モバイルビジネス事業では、3大キャリアへの公式サイト配信、集客・販売促進のソリューションなどを提供している。

 

■ 移動体通信事業の収益性向上・安定的成長に加え、モバイルビジネス事業、IP電話関連機器販売事業、IT教育事業の利益合計を移動体通信事業と同額まで伸張させる計画である。

 

 
株式会社パシフィックネット (ジャスダック 証券コード:3021)

株式会社パシフィックネット 上田社長

「中古パソコンは、自動車に次ぐ大きな中古市場に拡大すると今後を予見する上田社長」

【金田一洋次郎のまとめ】

■ 株式会社パシフィックネットはPCおよびその周辺パーツのリサイクルによる再資源化、リユースによる循環型社会の構築を標榜する環境マネジメント企業、そしてそれにかかわるすべてのプロセスを一括して行える唯一の企業である。

 

■ 回収は、顧客の回収依頼をデータベースで管理、実際の回収は専門のノウハウをもった専属回収スタッフによって実施。

■ 独自の上書きデータ消去技術によって回収製品のデータを完璧に消去、検品・クリーニングを経て直営店とネットで販売される。

 

■ 2004年から多店舗化を加速、完成されたビジジネスモデルゆえ新規店舗の収益化も速い。

 

■ 今後は新規出店に注力しながら、PC関連の事業で得たノウハウを工作機器、医療機器に活用すべく、同領域でのM&Aも検討中である。

 

 

2006年06月04日放送

株式会社ピーアンドピー (ジャスダック 証券コード:2426)

株式会社ピーアンドピー 山室社長

「今年3月のラス・コーポレーションとの合併は完全なプラスオン。拠点数も、6から22へと急速に拡大した」と語る山室社長」

【金田一洋次郎のまとめ】

■ 株式会社ピーアンドピーは、元来モバイル・家電販売へのアウトソーシングでのSPO方式によるサービスに強みがある。

■ 小売・流通にチャネルを持つラス・コーポレーションを買収、合併することにより対象領域を拡大、唯一のフルライン型アウトソーシング企業となった。

 

■ ラス社をM&Aすることで、拠点数・登録稼動スタッフ数が大幅に増加、全国規模での事業展開が可能となった。

 

■ ラス社の合併は現在進行中であり、旧ラス社の領域における粗利率の改善など、シナジー効果が出始めている。

 

■ ブランディング戦略や制度の充実で、登録スタッフの獲得・確保を図っている。

 

 
株式会社エトレ (グリーンシート 証券コード:2382)

株式会社エトレ 門社長

「2003年に犬や猫の数が子供の数を上回ったとペット関連ビジネスの将来性を強調する門社長」

【金田一洋次郎のまとめ】

■ 同社は、1972年に京都大学新聞部の歴代部長3名を中心とした7名でスタートした企業で、企業広告の企画制作や販売促進で培ったノウハウをもとに犬のフィットネスクラブを展開している。

 

■ 10年前に発刊したペット雑誌「P-WELL通信」が大手新聞社との大型アライアンスを実現しているほか、ペットのポータルサイト「P-WELL」は専門誌との相乗効果から現状1万4,000人のペット会員を抱える大型サイトに成長している。

■ 少子化に伴う十八歳人口の減少を受けて学生獲得競争が激化する大学の広報を総合的に手がけ受注を伸ばしている。

■ 100%出資子会社ピーウェルプランニングを通じて、ドッグランをコアに、美容、物販、飲食、教室・イベントなどの各種サービスを複合的に提供する犬のフィットネスクラブ「ペットネスクラブP-WELL」を都市部にFC展開しようとしている。

■ このようなサービスを大規模かつトータルに提供する施設は日本初であり、向こう5年間で10から20規模のチェーン展開を視野に入れている。

 

 

2006年05月07日放送

セガミメディクス株式会社 (ジャスダック 証券コード:2797)

セガミメディクス株式会社 瀬上社長

「まずは自力で売上げを伸ばし、その後並行してM&Aも考えると展望する瀬上社長」

【金田一洋次郎のまとめ】

■ 同社はドラッグストア企業で調剤トップで、医薬品、化粧品に強い。カウンセリングや調剤など、専門性の高いドラッグストアを展開する。CRM分析による科学的な消費者需要を掘り起こし、他社にない付加価値の高いプライベートブランドの開発も強化している。

■ 店舗面積150坪から250坪の店舗で大型化を実施、都市部周辺における地域ドミナントを行い、中でも異なる専門医が集まった複合医療施設(医療モール)への積極的な参画も図る。

 

■ 「ドラッグ&調剤」として専門性の高いドラッグストアを確立することで、M&Aを積極展開し、更にシェアを拡大する方針である。

 

■ 医療財政の健全化・病気の予防や軽治療、健康維持に重点を置く「セルフメディケーション」の定着に対応できる業態を確立することを目指している。

 

 
株式会社カネミツ (大証2部 証券コード:7208)

株式会社カネミツ 金光社長

「プーリーに拘り続けて46年間」と金光社長 「ものづくりで世界一のメーカーを目指す」

【金田一洋次郎のまとめ】

■ 同社は、オンリーワンの技術・設備・製品を持つ自動車用プーリ国内最大手企業であり、マーケットシェアは約35%とトップシェアを誇っている。

 

■ 世界で通用する高品質のオンリーワン製品の開発とそれを製造するオンリーワン設備の開発に注力している。

■ 自社で独自開発したインテリジェント成形機により、製品の軽量化・高品質化・低価格化を実現している。約840の工業所有権やISO認証を持ち、「安全」・「環境」・「信頼」につなげている。

 

■ 既に稼動している海外拠点タイに続き、2007年4月より操業開始の海外子会社を中国広東省に置き、現地日系自動車メーカー向けにプーリ及び金属加工品の製造・販売を行う予定である。

 

■ プーリ国内での更なるシェアアップ、製品開発力と設備開発力、グローバル生産体制の強化を成長の3つのポイントに据えている。

 

 

株式会社学情 (東証2部 証券コード:2301)

株式会社学情 中井社長

「ナンバーワンになる事が一番大きな力。最近の業績は絶好調と中井社長」

【金田一洋次郎のまとめ】

■ 景気の回復に加え、少子化問題や団塊世代の大量退職が2007年に迫ってる。大手企業を中心に人材獲得競争が激化しており、業界はフォローの風が吹いている。

■ 年間40万件を超える新卒者データを保有しているのは国内大手3社しかない。同社はその一角として、豊富な実績と同業他社に先駆けて合同説明会を開催してきたパイオニアとしての確かなノウハウを有している。

■ 新卒向け合同企業説明会「就職博」は、参加企業に各業種のトップ企業が名を連ねる国内最大級の就職イベントである。

■ 同社は、第二新卒者・若手社会人・フリーターに対象を絞った国内初の第二新卒専門就職サイト「Re就活」を中心とした中途採用商品を中核事業に育てる考えである。

■ 同社は東通企画と動画配信事業で業務提携をし、就職情報サイトでの配信を開始。競合他社と差別化された競争力のある商品開発を積極的に進める考えである。

 

 

2006年04月02日放送

株式会社トリドール (東証マザーズ 証券コード:3397)

株式会社トリドール 粟田社長

実直でバイタリティー溢れる粟田社長
「専門性・手作り感・出来立て感がコンセプト。多業態で今後も積極的に展開してゆく!」

【金田一洋次郎のまとめ】

■「複数業態・中規模出店」戦略にもとづき、現在、小麦粉を原材料とした業態を積極展開し、鳥インフルエンザ等の食材リスクを軽減、独自の外食ビジネスモデルを完成させている。

■ 同社は、ファミリー層や大衆をターゲットとし、その場で調理する「手作り感」の演出によって来店動機を高め、低価格帯でありながら付加価値の高い豊かな食を提供している。

■食材、店舗開発など「共通コアの活用」により、ローコストオペレーションが可能な単一業態企業の強みを併せ持つことが可能になっている。

■セントラルキッチンを持たず、オープンキッチン形式の「工場付き店舗」を展開することにより、全国どの地域においてもスピーディーな出店が可能である。

■1箇所のフードコートへ多店舗展開が可能。立地リスクの分散を図りつつも、当面はフードコートへの出店を加速させる考えである。

 

 
■ ディー・ブレイン証券株式会社

ディー・ブレイン証券株式会社 出縄社長

「グリーンシートはベンチャー企業の成長をサポートし、ひいては日本経済の発展に貢献する」
ディー・ブレイン証券 出縄社長

【金田一洋次郎のまとめ】

■グリーンシートとは、優良な未公開企業の株式の売買を実施するチャネルとして日本証券業協会が設けた制度である。

■未上場の企業にとっては、資金調達の手段としてだけではなく、審査や開示への対応など、将来の成長を図る上での布石として活用できる。

■同制度により、多くの一般投資家に未公開株式を安全に売買するための門戸が開放されている。

■1月末で登録銘柄は91社にのぼり、今後は銘柄数の増加が予想されている。また、グリーンシートから上場する企業の数も増える見通しである。

■ディー・ブレイン証券株式会社は、投資銀行としての性格が強く、今後もベンチャー企業の成長支援を通し、グリーンシート市場の活性化に貢献していく構えである。

 

 

2006年03月05日放送

株式会社まぐクリック (ヘラクレス 証券コード:4784)

株式会社まぐクリック 西山社長

「メディアレップを簡単に言うと広告の卸、媒体社と共同で開発した企画を600社の広告代理店とビジネスをしている」と西山社長

【金田一洋次郎のまとめ】

◆同社は、広告媒体に対して広告企画を提案し、広告枠を買い取って広告代理店に「卸売り」するメディアレップとして位置付けられる。

◆同社は、これまで電子メール広告に特化したメディアレップとして事業を展開してきたが、現在では総合的な広告提案企業へと移行している。

◆インターネット広告事業は今後も継続的な市場の拡大が見込まれ、業界マップとしては各社の立ち位置がより明確に区別されている。

◆同社は、メールメディアの維持・拡大を図りつつ、近年進めてきた検索連動型やWEB系、求人などの各事業を成長させ、将来的な事業モデルを構築する方針である。

◆同社は昨年、ホームページの作成から集客・コンサルティングまでのワンストップ・ソリューションを提供する「WEBマーケティングソリューションサービス」を開始した。

 

 
株式会社セプテーニ (ジャスダック 証券コード:4293)

株式会社セプテーニ 佐藤専務取締役兼COO

「販売促進を求める広告主の期待に応える」と事業の独自性を強調する佐藤専務取締役兼COO

【金田一洋次郎のまとめ】

◆同社はグループ企業による総合力をもってインターネットマーケティングソリューションのナンバーワン企業集団となることを目指している。

◆現在、同社は既存のDM事業からインターネット事業への経営資源のシフトを進めており、技術力向上に積極的な姿勢を見せている。

◆M&A,アライアンス戦略として、サイテック株式会社や株式会社キャナウといったジョイントベンチャーを設立している。

◆DM事業の伸びは今後横ばいながら、他セグメントの成長を図る上での原資という点で重要視している。

◆中期的には現在連結で約5%の営業利益率を10%にまで引き上げ、売上高を1,000億円とすることを目標としている。

 

 
株式会社ファンコミュニケーションズ (ジャスダック 証券コード:2461)

株式会社ファンコミュニケーションズ 柳澤社長

「成功報酬型の広告はリーズナブル。システム名はアフィリエイトからエイとエイトをとった」と「A8.net」について話す柳澤社長

【金田一洋次郎のまとめ】

◆同社はアフィリエイトプログラム運用代行をコアコンピタンスとし、ネットマーケティングのオンリーワン企業を目指す。

◆同社は、アフィリエイト広告システム「A8.net」を運営し、広告主とアフィリエイトサイトのWin-Winな関係構築を行っている。

◆アフィリエイトは各企業の持つ新規顧客獲得コストを明確にできる為、その他のマーケティングに比べ費用対効果がよい。それゆえ中小企業にも導入しやすいウエブマーケティングの手段である。

◆同社は業界シェア20%強、アフィリエイトサイトのトップ企業であり、成長過程にあるアフィリエイト市場において、同社のもつネットワーク規模は大きな強みとなっている。

◆今後モバイル向けアフィリエイトも開始し、EC事業や調査事業などの新規事業により、収益モデルの拡大を図り、更なる成長を視野に入れている。

 

 

2006年02月05日放送

株式会社テリロジー (ジャスダック 証券コード:3356)

株式会社テリロジー 津吹社長

「変化を常にウォッチし次世代を睨んだ開発に努める」と語る津吹憲男社長は人脈も豊富

【金田一洋次郎のまとめ】

◆同社は北米を中心とした高い技術力を持つネットワークインフラ系メーカーの製品を国内で提供するネットワーク専門商社である。

◆今後、検疫ソリューションと次世代ネットワークルータ、不正アクセス防止の3分野に注力し検疫ソリューションでは高い互換性のオープン規格ソリューションを展開する。

◆次世代ネットワークの革新ともなりうるフロールータを今年発売。同社はAnagran社が開発する製品の総販売代理店の権利を獲得している。

◆不正アクセス防止の分野では、高付加価値のインライン型不正アクセス防止システムであるTippingPoint社製品を提供する。

◆在庫ゼロをキープする発注システムの採用や、取引先の殆どが財務内容の健全な優良企業であることなどから、創業以来16年間の黒字経営を継続中である。

 
株式会社ハウスフリーダム (Q-Board 証券コード:8996)

株式会社ハウスフリーダム 小島社長

「地域の方々に求められる企業を目指す」 上場を控えフレッシュな小島賢二社長

【金田一洋次郎のまとめ】

◆エリアを絞り込んで仲介と分譲を展開、仲介事業を通じて収集した買い希望にもとづき分譲事業を進めるため、供給過剰にならず、在庫リスクはきわめて低い。

◆分譲事業サイクルを短縮するために、短期間での開発が可能な建築戸数10戸程度のミニ開発を実施している。

◆地域密着の折込広告で問い合わせや来店を促し、潜在顧客から情報を引き出すことに成功している。

◆比較的所得の低い顧客層に夢と希望を提供するため、都市部周辺で低価格帯の戸建てを販売するニッチ戦略をとっている。

◆将来的には仲介ビジネスにリフォームをからめ利益率を高めていく考えである。

 

2006年01月01日放送

株式会社ジー・エフ (東証マザーズ 証券コード:3751)

株式会社ジー・エフ 仲吉社長

「これからの時代はパーソナルマーケティングが威力を発揮する。 心に響く電話コミュニケーションを推進する」と意欲を語る仲吉昭治社長

【金田一洋次郎のまとめ】

◆同社は機械による全自動テレマーケティングシステムを日本で初めて開発、「テレマーケティング革命」を標榜している。

◆同社のマーケティングシステムは中堅・中小企業における低コストでのテレホンマーケティング導入を可能とした。

◆同システムは簡易な操作により1日で2000~8000件の発信が可能。小売業を中心に導入実績を増やしている。

◆ユーザーによるサービスの二次提供など、販売手法にもオリジナリティがある。

◆大企業への電話を用いたASP勤怠管理システム、IP電話アダプタの販売など、新たな事業への参入も意欲的に行っている。

 
サンフロンティア不動産株式会社 (ジャスダック 証券コード:8934)

サンフロンティア不動産株式会社 堀口社長

「わが社には仲間の為に頑張る、株主の為に頑張るとの社風がある」と人材育成の重要性を説く堀口智顕社長

【金田一洋次郎のまとめ】

◆同社は、オフィス物件のリプランニングを中核とした、不動産のトータルソリューションを実現する総合不動産企業である。

◆リプランニング事業は、既存物件を短期間で高稼働・高収益化した後に販売、市場の需要も一層高まっていく傾向にある。

◆「利他」の社是に根ざした社員教育を実施し、真に顧客に尽くす人材を育成している。

◆同社は顧客の喜びを追求する立場から、リプランニング事業においても物件の安全性確保に対して高い意識を持って臨んでいる。

◆3つの子会社の設立、公募増資による約43億円のファイナンスの実施と今期の同社は総合不動産企業として大きなステップを果たしている。

 

2005年12月04日放送

株式会社セレブリックス (大証ヘラクレス 証券コード:2444)

株式会社セレブリックス 櫻井社長

「数字を上げる為に、一緒になって汗を流す!」 いかにも超一流の営業マンらしい櫻井富美男社長

【金田一洋次郎のまとめ】

◆同社は収益向上のための最適な販売・営業ソリューション“MIS(マネジメント・インテグレーション・サービス)”を基本事業モデルとし、将来的には総合的事業支援サービス“コーソーシング”を実現させていく。

◆中間決算は、コンサルティング事業、アウトソーシング事業ともに順調で、大幅な増収増益となる。

◆大証2部上場のアポロ・インベストメントと戦略的資本業務提携を実施、企業再生事業へ新規参入を果たし、M&A関連業務にも意欲的である。

◆株式の流動性の向上および株主数増加、個人投資家による資本参加の促進および株式市場の活性化のため1:5の株式分割を実施、株主還元にも積極的である。

◆事業持株会社としての事業持株会社としての位置付けを、より一層鮮明にするために、来期より、商号をセレブリックス・ホールディングス株式会社に変更する。

 
ミホウジャパン株式会社 (大証ヘラクレス 証券コード:2880)

ミホウジャパン株式会社 高島社長

「お客様が安心できる商品の提供が基本理念です」 誠実味あふれる人柄の高島順社長

【金田一洋次郎のまとめ】

◆同社は、製造は中国で行い、販売は国内に注力、国内外での一貫体制を確立したユニークな総合食品メーカーである。

◆食品業界においては、消費者の低価格志向が続くも、食品安全性について厳格な対応が求められている。

◆製造から販売までを一貫体制で行うことにより中間コスト削減を実現、品質を保ちながらも、コスト管理を徹底することにより、低価格志向に対応している。

◆食の安全性にこだわり、HACPPを導入し、徹底した衛生管理を心がけているほか、食のトレーサビリティを確立している。

◆これまでのノウハウを生かし、新規事業として食品小売業サポート事業「Ichiba!!」の展開をスタートさせた。「Ichiba!!」のFC展開に要注目である。

 

2005年11月07日放送

株式会社21LADY (名証セントレックス 証券コード:3346)

株式会社21LADY 広野社長

「女性と家族を豊かにしようという分野に着目しています」 笑顔が印象的な広野社長でした。

【金田一洋次郎のまとめ】

◆企業内部の力を再生させて永続的なインカムゲインを狙う同社の投資手法は、ウォーレン・バフェット型といえるものでいわゆるハゲタカファンドとは一線を画するものである。


◆同社は、ライフスタイル産業におけるチェーンストアの中からブランドとしてのポテンシャルが高く、かつ初期投資額が小さい企業に投資する方針である。


◆ライフスタイル産業とは、「衣・食・住・職・遊・学」に代表される女性が中心であるマーケットをいう。


◆今期中に設立予定のバイアウトファンドは法人出資を募り、50~100億円の規模になる見通しである。


◆同社は既存ブランドの発展も図りながら、年に2~3社の買収を行い、長期的には10ブランドの展開を目指している。現在も案件が進行中である。

 
日本ロングライフ株式会社 (大証ヘラクレス 証券コード:4355)

日本ロングライフ株式会社 遠藤社長

「株式会社として唯一20年前から介護サービスに取り組んできた」 事業に対する熱い思いを語る遠藤社長

【金田一洋次郎のまとめ】

◆同社の介護保険非依存度は、業界トップクラスである。同社は、官に頼らない独自のビジネスモデルを高齢者市場で確立する構えだ。


◆介護市場は今後ますます成長するが、新規参入者が増え当面厳しい競争が続く。しかし、顧客は必ず本物の介護サービスに回帰する。


◆有料老人ホームは低価格帯と高価格帯に二分化するであろう。同社は、高価格型で確固たるポジションを築く。


◆今期は、東京にも進出。高級化、高サービス化、高機能化の3つの「高」を重視し、真の総合介護サービス企業を目指す。

◆当期は積極投資によりコストが増加するも、来期は投資を抑えて利益が拡大する計画である。

 

2005年10月02日放送

株式会社ワッツ (JASDAQ 証券コード:2735)

株式会社ワッツ 平岡社長

「1,000店舗までの出店は十分可能です」 将来の出店戦略について語る平岡史生社長

【金田一洋次郎のまとめ】

◆小型直営店舗に強みを持ち、小さな商圏でも出店が可能である。

◆100円ショップ市場は成熟しつつあるが、同社は尚も成長の持続に自信を見せている。

◆将来的に小型直営モデルで1,000店舗の展開を目指している。

◆1,000店舗達成にはM&Aを活用し、小型直営モデルのスピード展開を図っていく。

◆大手食品スーパー大黒天物産と提携、生鮮を絡めた100円ショップを新たに展開する。

 
株式会社EMシステムズ (東証2部 証券コード:4820)

株式会社EMシステムズ 國光社長

「常に技術革新を図っていきます」 調剤薬局業界の変化について対応策を語る國光浩三社長

【金田一洋次郎のまとめ】

◆調剤システム開発には全国ネットワーク、コールセンター、技術開発力が必要だが、同社はその全てを兼ね備えるトップメーカーである。

◆薬価引き下げ、医療報酬の削減により業界の本格的なリストラが進み、同社のシステムには追い風になる。

◆調剤薬局業界に参入する大手ドラッグストアチェーンにとって同社のASPシステムは、魅力的な商品である。

◆大阪回生病院との共同プロジェクトは100億円規模になり、同社はプロジェクトの成功に自信を持っている。

◆将来的には医療分野のシステム統合も視野に入れる。電子カルテに関してはM&Aやアライアンスを図り参入していく考え。